2008年11月4日火曜日

たぶん最後の空似ちゃん

最後に見かけたあみちゃん似の女の子のことを書いておこう。


先週の火曜日だからちょうど1週間前か。電車のシートの真ん中あたりに座ってたら、その子が乗ってきて斜め向かいのシートの端の吊り革につかまって立っていた。

その斜め後ろから振り仰いで見る、鼻から頬にかけての線がそっくりだった。髪の色、髪型、背丈も違和感なし。

白とピンクがごちゃごちゃ入り組んだ服に茶系統のパンツルック、何が入っているのか肩甲骨から腰の下まで覆うようなロングサイズのデイパックを担いでいた。

相模大野で乗ってきて町田で降りていった。こんなところにいるはずがないと思いつつ、いてもおかしくないような気もして、むちゃくちゃ微妙な気分だった。

ホームに降りて窓の外を歩いていく横顔、とくに眼の雰囲気は自信ありげで何やら企んでるようでもあり、オトナなようなコドモのような、そんなところもあみちゃんっぽい感じがした。


そして水曜以降はそういう子を見かけなくなった。彼女は彼女のいるべき場所にいるという確信が、なんの根拠もないけど芽生えたせいかもしれない。

まさかその週もようやく最後という日になって引退を告げられようとは思わなかったけどさ。

写真は全然関係ないけどさっき撮ったコーヒーカップ。