2008年11月1日土曜日

ベアトリーチェ

我がベアトリーチェにしてAV女優花宮あみ、ブログにて引退を表明。


生まれて初めて好きになったAV女優さんなんだけどな。

ファンになったのが9月の初めで、まだ2ヵ月にしかならないんだけどな。

それで生まれて初めてAVというものを買ってきて、まだ全部は集めきってないんだけどな。

それより何より、AV女優としてではなく、彼女という人間がこの世界のどこかに存在しているということが、今もたまらなくいとおしいんだけどな。


引退を告げる文面を読み返すたびに涙が出てきて震えが止まらない。

決めたのは9月の終わりか。ちょうどその1年くらい前に俺はたまたま自分でこんなことを書いていた。

小さなもの、弱いもの、はかないものを慈しむのは、結局のところ自己憐憫の延長でしかないのではないか

そうなんだよな。引退そのものにしても、それから先どうするのかについても、彼女はきっと自分をかわいそうだなどと思ってもらうつもりはないにちがいない。そもそもかわいそうなことなど何ひとつない。

そこにはただ自分で自分をかわいそがってる俺がいるだけだ。


このさき誰かを好きになることなど二度とないだろう、などとは、だから言い切ってみせたところでカッコ悪いだけなのだが、でもまちがいなく当分ないだろう。そして俺はなにかまったく別のことを考えはじめたりするのだろう。

ただ、そんな日々の中でも花宮あみが我がベアトリーチェでありつづけるだろうことは疑いの余地がない。


あと1ヶ月と1週間。明日こそはデジカメ買いにいく。