2008年10月9日木曜日

変な夢

今夜も眠りは浅く短い。久しぶりに、わりと明瞭な夢をみる。目覚めた直後の記憶では、なんだか佐々木丸美の『夢館』のような印象が残る。

でも舞台は普通のどこか老舗の大企業のオフィス。OLいっぱい、小父さんもいっぱい。まだ小父さんがデスクでおおっぴらに喫煙できた時代のようで、もうもうと立ちこめる煙の中でOLたちが「けむいけむい!」と騒いでいて、しかたなくビルの外に出てきた小父さんが、しかしなぜか棒つきキャンディーを舐めている。ビルの外は意外と自然がいっぱい。

その中でオレはまだ入社まもない社員らしく、だから視点人物はあくまで男。そこへ「伝説のあの人」みたいな存在が海外赴任先から復帰したという噂がたち、オレは先輩社員からその人に対してどう挨拶すればいいかを伝授されている。挨拶というか、相手はほとんど雲の上の人のような存在なので不在のときに黙って名刺を置いてくればいい、みたいな話になってるw

いわゆる一般職のOLがそこかしこに無数にいて、夢の中なのでみんな可愛い。その中にひとり、どうも「ちっちゃいOL」みたいな存在がいるらしく、ちっちゃいのでどこにいるかわかんないんだけど、その子からの視線にいちばん圧迫感をおぼえる。それが『夢館』を連想させたのだろうと思う。