というのが昔のさだまさしのアルバムのタイトルにあったが、聴いてないのでどういう意味なのかは知らない。
でもよく若いスポーツ選手がテレビカメラを前にしたインタビューなどで「自分の限界に挑みたい」とか「自分なりの成果を出せれば」とか、判で押したように「自分」「自分」を連発するのは、どこか不自然で痛々しく、昔っから気になっていた。
その風潮は今でも変わらないらしく、asahi.comには「五輪中の選手ブログ解禁 自身の本音○、他選手のこと×」という記事が出ている。
今回の北京五輪で、選手が大会期間中にインターネットの自身のサイトやブログに感想や抱負を書くことが初めて認められた。
国際オリンピック委員会(IOC)が公表した北京五輪でのブログのガイドラインは、五輪に関することは個人的な体験に限り、ほかの選手のことを記したりインタビューを載せたりしてはならないと定めた。
日本オリンピック委員会は7月に開かれた監督会議でこの指針の内容を説明し、徹底を求めたという。
なんだよそれ。そこまで窮屈にしなきゃいけないのかよ。一方で世界にはばたけとか舞い上がれとか言っときながら一方ではこの締めつけぶり。
福田総理が「せいぜい頑張ってください」と距離を置いたコメントでお茶を濁したくなるのもわかるような気がするわ。