秋葉原から日比谷線に乗ったら泣いてる女の隣に乗り合わせてしまった。
泣きながらでかい声で喋っている。「なんで離婚するのに400万も借金しなきゃいけないのよ」とかなんとか連れの男に愚痴をこぼしている。
うるさい。
不幸な自分に酔ってる感じ、人目も憚らずっぽさを意識した芝居がかった感じが非常に厭だった。どうして現実というのはああもみっともなく胡散くさいのだろう。
あれがもし顔や声の可愛い女の子だったら印象はちがってたのかな。ま、当然ちがうだろうな。
もっとも、そんな子はきっと地下鉄で移動中に泣きながら愚痴ったりなんかしません。