うーん、これは面白いなと思った。
asahi.comの「「鹿児島産」大根漬物、実は中国産 農水省が改善指示」という記事で、改善指示を受けた鹿児島県の漬物メーカーの社長は産地を偽装した動機として
鹿児島産の大根が足りず、(消費者の)中国産アレルギーに配慮してしまった
と語ったという。
一方、gooニュースの「中国の消費者は国産品を好む――フィナンシャル・タイムズ」という記事では、コンサルタント会社マッキンゼーによる
外国製品を「強く」あるいは「まあまあ」好むと答えた中国の消費者は、わずか11%。
という調査結果を受けつつ、
しかし、どの製品が国産でどの製品が外国製なのかについて、中国の消費者がかなり混乱しているのも事実だ。これは多国籍企業にとって朗報だ。
と述べられている。海外紙からの訳文とはいえ「朗報だ」ときたよ。相手が中国人なら騙したっていいじゃんと言ってるみたいに聞こえてしまう。
まぁ、たとえばアメリカ製の歯磨き粉でも中国製だと勘違いして買ってくれてるというのは、それだけ今の中国の市場が包容力というか受容性をもってるということなんだろうけど。
しかしちょっとなんだかなぁという気がする。